日大アメフト選手、スルガ銀行、みんながんばりすぎなのではないか。
連日、日大アメフト選手のラフプレーが報道されている。
私もそのシーンを見た。アメフトをやったことはないので、選手としてあの防具をつけてグラウンドに立ったことがないので、タックルする側としてあの行為が不可避だったかどうかはわからない。
ただ、アメフト経験者の意見を聞く限り、はずみであそこまでの突進をすることは考えにくいという。素人目に見ても、危険なタックルの意志があったのではないかと邪推してしまう。
監督のコメントとして、あそこまでやらないと勝てないという趣旨の発言をしていた。
んー、なんかしっくりこない。
勝ち負けは大事だ。有名校の指導者ともなれば、勝つことへのプレッシャーやこだわりは私たちの想像をはるかに超えるものだろう。
ただ、そうはいってもである。そこまでしなければいけないことって本当にあるのだろうか。不安を増幅させて一線を越えてしまうって、やっぱりがんばりすぎなのではないか。肩に力が入りすぎていないか。
増収増益を続けるスルガ銀行でも不祥事があったらしい。これも根底の部分では相通じるものがあるような気がする。頑張りすぎなんだと思う。
昼寝をしている子どもの寝顔を見ながら、ふとそんなことを考えている。
ではまた。